文の枠組みをつくる cuadron

もしもアインシュタインが翻訳家だったら 〈第III部〉情報量が翻訳の宇宙を支配する (夢叶舎)
もしもアインシュタインが翻訳家だったら 〈第III部〉情報量が翻訳の宇宙を支配する (夢叶舎)
Digital Ebook Purchas

 接続詞などは、なければないで、一応言いたいことは伝わりますが、文と文がどうつながるのかがわかりにくく、何か最後の仕上げができていないように感じます。


 このほか、
 suprisingly なども、この cuadron に属します。


 機械的に「驚いたことに」と訳す人もいますが、「~とは驚きだ」とすることもできます。要するに、驚きの内容が書かれてるので、なくてもある程度はわかりますが、これで文を締めくくります。英語はそれが前に、日本語はあとにくるのが基本です。


 It should be noted that などは「~に留意するべきである」とする人がいますが、原文の2倍の音節数を費やして言うべきことでしょうか。
 日本語には、文末に「なのである」とする方法があります。「~なのである」で締めくくれば、読む人は確実に「留意」してくれます。
 



にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ
にほんブログ村

もう一度、情報子を復習 nomon と verbon

もしもアインシュタインが翻訳家だったら 〈第III部〉情報量が翻訳の宇宙を支配する (夢叶舎)
もしもアインシュタインが翻訳家だったら 〈第III部〉情報量が翻訳の宇宙を支配する (夢叶舎)
Digital Ebook Purchas

 この世界の現象だけなら、名子nomon と動子verbonで事足りるはずです。


 nomon


   verbon 


 同じ靴でも赤い靴というように、nomon には genonが必要です。
 同じ鶏でも、1羽なのか、鶏肉なのかがわかるように quanton が必要です。


 同じ走ったでも、速く走ったのように、verbon には modonがひつようです。


 nomon      genon + quanton


   verbon      modon  



  そして、それが大きくなって文の背景になったのが、 campon です。


 現実を表すだけなら、それだけ十分なはずです。


 ところが、人間が文章を書くと、文の枠組みになるもの cuadron  と 文の流れをつかさどるもの ordon が必要になります。
 



にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ
にほんブログ村


にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

新しいホームページ


にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ
にほんブログ村